オリ
今、口にしている言葉だけが全ての気持じゃない
まだ 君への気持はココにある
大きすぎて 小さすぎる穴からは
出してやることができない だけど
気持を小さくするわけにもいかないんだ
“なら扉を開ければいい”
僕では開かないオリの鉄を
強く握り締め揺らしたのは君
ココを開ける鍵、君が持っていたんだ
『もう大丈夫』
差し出された手はとても優しかった
☆ 優しい光で満ちた 扉の向こう
温かくて幸せばかりが溢れてる
君のオリを開く鍵 僕に
持たせてはくれないか?
僕だけが本当の君を知っていたいから
今、口にしている言葉は全て君だけに
まだ君への気持はココにある
伝えても 多すぎるこの思いは
全部出すことができない それは
一生分の君への気持が詰まってるから
『一緒に行こう』
差し出した手を握り返してくれた
☆ 優しい温度で満ちた 扉の向こう
目を閉じれば体中に入り込む
僕のオリを開く鍵 君が
持ち続けてくれないか?
君だけが本当の僕を知ってくれればイイ
優しい音で満ちた 扉の向こう
世界で君と僕だけが知っている
優しい光で満ちた 扉の向こう
眩しくて周りが見えなくなってる
それでも君を逃がさない 僕は
握った手を放さない
僕が君の笑顔を守ってあげたいから